2008年8月3日 星期日

漫画家 赤塚不二夫さん死去

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080802-OHT1T00270.htm
 「天才バカボン」「おそ松くん」などで知られる人気漫画家赤塚不二夫(あかつか・ふじお、本名藤雄=ふじお)さんが2日午後4時55分、肺炎のため東京都文京区の順天堂医院で死去した。72歳。旧満州(現中国東北部)生まれ。自宅は東京都新宿区。葬儀・告別式の日取りなどは未定。喪主は長女りえ子さん。

 2002年に脳内出血で手術して以降、闘病生活を続けていた。

 終戦後間もなく旧満州から引き揚げ、奈良県、新潟県で少年時代を過ごした。中学卒業後、漫画家を志し手塚治虫さんを慕って上京。東京都豊島区のアパート「トキワ荘」で無名時代の漫画家、石ノ森章太郎さん、藤子不二雄☆さんらと暮らし、共に腕を磨いた。

 1956年、少女漫画「嵐をこえて」でデビュー。62年「おそ松くん」が大ヒットし、以後「天才バカボン」「もーれつア太郎」などの人気作を連発。イヤミ、バカボンのパパ、ニャロメなどのキャラクターを生み出す一方、「シェーッ」「これでいいのだ」などの流行語を生みだした。「ひみつのアッコちゃん」など少女漫画でも活躍。主要作品はテレビアニメ化された。自由奔放でいてシャイな人柄は漫画のキャラクター同様、多くの人から愛された。

 文芸春秋漫画賞、日本漫画家協会文部大臣賞などを受賞。98年には紫綬褒章を受章し、2003年東京都青梅市に「青梅赤塚不二夫会館」がオープンした。

 98年に食道がんの手術をしたが、その後各地で作品展を開催。視覚障害児向けの絵本も制作した。2002年、検査入院中に脳内出血を起こし、周囲への反応がほとんどない状態が続いた。妻真知子さんの付き切りの看護で、呼び掛けると顔を向けようとするまでに回復したものの、06年には真知子さんがくも膜下出血のため急死した。

 ☆○の中にA

(2008年8月2日22時14分 スポーツ報知)

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